オウチーノが海外不動産投資ポータルサイトをオープンしたみたい。セミナーも開催
2013年12月にマザーズに上場したオウチーノが、海外不動産投資のポータルサイトをオープンさせたようです。
オウチーノは、新築、中古、賃貸、土地、注文住宅、リフォームと住宅まわりを中心に領域を拡大させてきたわけですが、日本の人口が縮小傾向にある中で、大手不動産会社をはじめとした今のテーマはやはり海外。その動きは何も自ら不動産を建てて販売していく事業主に留まらず、オウチーノのような不動産ポータルにとっても同じのようです。
ニュースリリースによると、海外不動産投資ポータルサイトのオープン背景としては、
海外の不動産を購入・売却したい人にとって、情報不足や比較検討がしにくいという悩みがあり、オウチーノも海外不動産投資ポータルサイトでは、今までの他社サイトでも標準情報としてあった物件の写真や特徴に加えて、平米単価などの情報を公開することで、他物件との比較を容易にした、とのこと。
そして、現在オウチーノではセミナーでも定期的に開催しており、国としては、イギリス・フィリピン・モンゴル・カンボジアなど。
2015年8月からは東京・大阪・福岡において海外不動産の投資物件・運用情報を紹介する「海外不動産投資セミナー」を開催するようです。現状実施しているセミナーを地方にも拡大していくようですね。
どんなもんだろう、ということで早速、オウチーノの海外不動産投資ポータルサイトを使ってみました。
検索機能としては物件種別、エリア、価格、面積、間取りなど。為替レートも表示
物件種別としてはプレビルド(新築)、リセール(中古)から選択可能。
エリアは、タイ、マレーシア、フィリピン、カンボジア、ラオス、バングラデシュ、台湾から選択可能。
価格は500万円~2億円以上の幅から購入予算に応じて検索可能
そして、最後に間取りですが、こちらはstudio、1BR、2BR、3BR、4BR、5BR以上、から選択できるようです。
2015年6月現在の掲載物件数としては93件。そして最近注目を集めるフィリピンが93件で全てフィリピン物件
調べてみたところ93物件掲載されていましたが、すべてフィリピンの物件でした。今後は対象エリアにも入っているタイ、マレーシア、カンボジア、ラオス、バングラデシュ、台湾といったフィリピン以外の国の掲載数をどれだけ集められるかがポイントになってくるでしょう。
ちなみにアクセスが多い物件として取り上げられていたのはやはりThe REEF (ザ・リーフ)
目の前が海という絶好のロケーションに加えて、共用施設として、ミニシアター、スカイラウンジ バー、ジム、プール、屋上にはヘリポートまで併設されている充実のサービスが人気です。
5F~6Fには 「Abaca(アバカ)グループ」のホテルが入り、7Fから上が販売対象のコンドミニアムとなっています。ただ、The REEFについては希少価値の高いコンドミニアムだったこともあり既に完売。購入するとすれば中古となります。
またこの大人気のThe REEFには、2番目の物件が建設中でこちらはまだ販売中です。名称はThe REEF2。一発目のThe REEFのそばに建てられます。
下の写真が良く分かりますが右がThe REEFで、左がThe REEF2となっています。見ての通り2つでひとつの建物の様な作りになっております。The REEF2の特徴としてはアバカホテル運営のコンドテルタイプとなっているため、ホテル運営に実績のあるアバカホテルが、ホテルとして貸し出してオーナーは賃料収入を得るというモデルです。